初代住職の650年遠忌にあわせ新装なった庭園と書展を見せていただきました。
龍雲寺が、三方ケ原の戦いのとき わけあって家康に焼き討ちされた際、
この山門だけが焼け残ったものです。
平成の小堀遠州と称される、北山安夫氏(京都)が作庭された「無量寿庭」です。
本堂より眺めると左から 山石の龍 正面が三尊石 右側に 水石の亀 の姿があります。
裏の山から、滝の水が岩の間を落ちている「清浄庭」です。
山の上に移された鐘楼堂と佐鳴湖は、佐鳴八景の「西湖山晩鐘」の風景です。
本堂の中では、書家の柳田泰山先生と、障害を克服して活躍しておられる
金沢翔子さんの師弟書展が開催されています。
4月24日に金沢翔子さんが、この龍雲寺の本堂で別々に書かれた二文字です。
「慈 愛」として写真の上で並べてみました。
5月6日まで 午前10:00~17:00(最終日のみ15:00)
公開中ですので是非見に行かれるようお勧めします。 稲葉誠一でした。